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2011年1月23日

水槽のヨコエビと第19回FNSドキュメンタリー大賞

一年くらい前に、何かの捕獲物と一緒に入り込んだヨコエビ。
ジワリジワリと数を増やし、一時期は水槽内に大繁殖しました。
飼育魚の全滅を機に、一度水槽を全面的に掃除し、漂白剤で洗いました。
でも、そんななか生き残ったヨコエビが、またジワリジワリ増え始めました。
こいつらしぶといからな~~~~

よなよな水槽を動き回って、卵をうみつけているようです。
そういった卵の一部が生き残ったのだろうな。


そんな折、テレビを見ていたら
FNSドキュメンタリーで、富山湾の自然破壊とヨコエビの大繁殖を取り上げていました。
ドキュメンタリー大賞の映像は、大変興味深いものでした。
「第19回FNSドキュメンタリー大賞」の大賞
富山テレビ制作『不可解な事実~黒部川ダム排砂問題~』
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/fnsaward/19th/11-014.html
富山湾のヒラメやカレイがヨコエビに襲われる映像がなかなかえぐい感じでした。
そりゃ被害も出るだろうよ。
仕組みは簡単、ダムに溜まった大量のヘドロ(過剰の有機物)を川に流し、
海底の富栄養化が促進。
つまり、ヨコエビの餌が多量に海底に供給され大繁殖を誘発
しかし、放流が一時的だから、繁殖したヨコエビは、生存のために網に絡まって動けなくなった魚達を襲うという、単純なメカニズムなのです。
しかし、影響なしとする、いわゆる知識人による評価委員会の報告。

有明海といい、富山湾といい、環境評価委員会とやらの何も答えを出せないボンクラ教授は、いったいどうゆうつもりなのだろう?
きっと、電力会社や漁協や国土交通省から研究費をもらっている、御用学者なのだろうな。
ああゆう委員会の委員を引き受けると、臨時収入も入るようだから、反対の意見は言えなくなるだろうけど。
しかし、地球環境に対する冒涜を見過ごす環境評価委員て言うのは、モラルが崩壊しているとしか言いようがない人種だと思うな。

どうにかならんのかね、この国のモラルの低さ、